新型コロナの外出自粛規制から明けて小規模で結婚式
神社結婚式の挙式日予定を一旦キャンセル
2020年2月に結婚式のご相談を受けて、ミーティングを重ねて5月に新郎様家の代々お付き合いのある山口県周南市鹿野の歴史ある「二所山田神社」で挙式することを決めていましたが、結婚写真の前撮りを3月29日桜満開の中で行った直後の4月7日に、外出自粛要請が政府から発表され、結婚式を予定していた5月6日まで自粛要請が続く事になり、急遽延期する事になりました。
なかなか終息しないコロナ騒動
結婚式の延期は決めたものの、一体何時になったらコロナウィルスの感染拡大はおさまるのだろうか?とご両家の皆さんや、当店もニュースを気にしている状況の中、「GoToキャンペーン」なるものが発表されました。
幸いにも山口県は一部の自治体で少し発生しているものの、気をつけて行動すればほぼ安全が確保されそうだという判断で、途中一回の延期はあったものの、10月2日に二所山田神社で挙式しました。
(※新婦様は東京出身でご両親が東京在住という事で、コロナ感染を気にされてご列席を遠慮されました。とても残念です。)
ハレの日 結婚式
二所山田神社は空気も水も清らかな所にあります
いよいよ10月2日結婚式当日。前日に新郎新婦は山口県に帰省されて、当日は七時三十分から和装の花嫁支度に新郎の羽織袴着付けで慌ただしく時間が過ぎます。穏やかな好天に恵まれお母さま、お父様の和装着付けも済んでだんだんと結婚式らしい雰囲気が生まれました。
山口インターから中国自動車道に、高速道路も早朝だからか?まだ外出を控えているのか?ガラガラに空いています。鹿野インターを降りて神社の駐車場まで四十分のドライブでした。
神社結婚式の二所山田神社
ここで新郎のご兄弟と合流して、静寂に包まれた二所山田神社境内から、杉の巨木並木を参進して本殿まで、やっとこの日を迎えた嬉しさで、新郎新婦は終始笑顔で、結婚式に臨む緊張感は見られません。
神社挙式の流れに沿って厳粛のうちに式が進む
神社で結婚式をするときの流れは色々な神社のやり方がありますが、「二所山田神社」は
- 列席者着座
- 新郎新婦入場
- 修祓
- 祝詞奏上
- 三三九度
- 巫女舞
- 誓詞(誓いの言葉)奏上
- 指輪交換
- 玉串奉天
- 親族固めの杯
と言う様な流れで結婚式が進んでいきます。
二所山田神社は巨木並木の先にある神社で静寂の中で行われる結婚式はまさに身も心も洗われる様で、
今のコロナ禍をすっかり忘れさせてくれる神社結婚式でした。
二所山田神社で忘れていけないのは、全国の神社の「おみくじ」の70%をこの神社が作っていると言う事なのです。
結婚式が終わってから新郎新婦も引いてみました。